VirtualBoxのブリッジ設定の話で、Fedoraはヴァージョンによって通ってるパスに違いがあるようなことを書いたが、Fedora 10 で Atok X3 for LInux が動かない問題も実はパスが原因であった。
基本的には Fedora 9 のインストール方法と同じで、あとは /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.conf のたった1行をする編集だけで、Fedora10 でも Atokは動作するのでした。
2chのみなさんありがとう。
XIM_PROGRAM=iiimx
この行をフルパスで表記
XIM_PROGRAM=/usr/bin/iiimx
謎なのは、/usr/bin/ にパスが通ってないわけじゃないこと。
rootでは
# echo $PATH
/usr/kerberos/sbin:/usr/lib/qt-3.3/bin:/usr/kerberos/bin:/usr/lib/ccache:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin:/home//bin
一般ユーザでは
$ echo $PATH
/usr/lib/qt-3.3/bin:/usr/kerberos/bin:/usr/lib/ccache:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin:/home//bin
となって、いずれも /usr/bin/ にパスは通っている。
ちなみに Atok を起動させるため /etc/rc.local に /opt/atokx3/bin/atokx3start.sh と書いていましたが、これも iiimf.conf に記述すればいいらしい。
# gnome-im-settings-daemon >/dev/null < <--デフォルトの設定をコメントアウト
/opt/atokx3/bin/atokx3start.sh >& /dev/null
関係ないが一般ユーザでは問題ないのに、root で gedit を起動すると大量のエラーを吐く。
GConf エラー: 設定サーバ (gconfd) との接続に失敗しました: いくつか発生する可能性として、ORBit の TCP/IP ネットワークを有効にしていない、あるいはお使いのシステムで古い NFS のロックがクラッシュを引き起こしたことが考えられます。これに関連する情報については http://www.gnome.org/projects/gconf/ を参照して下さい (詳細 - 1: セッションへの接続に失敗しました: Did not receive a reply. Possible causes include: the remote application did not send a reply, the message bus security policy blocked the reply, the reply timeout expired, or the network connection was broken.)
ちょっと調べてみよう。