春の新譜と旧譜

春ですね。

某サイトの動作検証用に自サイトにブログモジュールを導入したので、 ちょっと書いてみようと思います。
あくまでテスト用なので継続して書くかどうかわからないし、予告なく廃止するかもしれません。

今月はCDを買ったり貰ったりすることが多かった。
事務所がサンプル盤のCDやテープで溢れかえっていたのも、数年前までのこと。
今ではすっかり音楽関係の仕事をしなくなってしまったので、サンプル盤が送られてくることもほとんどなくなった。
まあ、もともとサンプル盤のほとんどは廃棄物になる運命で、だからこそ音楽関係の仕事をしなくなったのだからいいのだけど。
CDを買うこと自体も少なくってしまったので、今月のようなのは珍しい。

まだそれぞれ1〜2回しか聴いてないけど、雑感など。

●生きること / ヒカシュー

四本淑三のサイトで紹介されていたので、巻上サイトで通販を申し込んだ。
www.gnarbs.com/?p=158
www.makigami.com/

2008年4月25日発売ではあるが、巻上サイトの通販だと早く届くかも、という話だったが、確かに1週間早い4/18には届いた。
レコード店への配慮なんかしなくていーもんね的売り方。

ヒカシューは、フリー・ジャズみたいになってから、疎遠になってしまって、新譜を聴くのは『あっちの目こっちの目』(1993.10.25)以来である。
とか思ったら、その間に出た純粋な新譜は『転々』(2006.10.1)だけらしい。
セルフカバーとかベストとか発掘音源とかはあるにしろ『転々』を買えばオリジナル・アルバムはコンプリートだ(笑)。
ヒカシューもいろいろだったんだなあ。

でもって、新譜『生きること』ですが、1周して初期のテイストに戻った…わけではないが、好きなサウンドである。
『転々』も買ってみようかな。
シングルにしただけあって、やっぱ「入念」はアルバム中もっとも「よくできている」曲ですね。
古い曲も入っているようで、いったいつ作られた曲かはわからないけど「ベトベト」という「プヨプヨ」「ドロドロ」みたいなタイトルの曲もあって、これは珍しく政治ネタっぽいフレーズが随所にあり、巻上公一がどうも怒ってるっぽい。
もしかして、イラク戦争のころの歌なのかと思ったりして。

●入念 / ヒカシュー

『生きること』の先行シングル。
アルバムとシングルの両方を申し込んだのにアルバムの料金しか請求が来なかったのでおかしいなと思って問い合わせたら、巻上公一本人から返信が来た。
名乗らなくてもいいのに(笑)。

3曲中2曲はヴァージョン違いがアルバムに収録されているが「カレー三昧」というアルバム未収録曲に魅かれて一緒に申し込んだ(笑)

●Rekonnekted Extension Kit:001 / 4-D mode1

中野で取材があったので、メカノへ寄ってみた。
でもって、絶賛発売中のコレを買ってみた。
エンハンストCD仕様というのを知らずに、4曲目が再生できねー、CD-Rだからか、とか思ってしまいました。
データはまだ聴いてません。

1曲目のイントロからして、めちゃくちゃ心地よいです。
エンドレスで流したい感じ。
インスト版が欲しいなあ。
www.4dmode1.jp/

●NEU! / ノイ!

クラウス・ディンガー死亡(2008年3月21日-享年61)記念買い。
こんどメカノへ行ったら、ラ・デュッセルドルフも買おうか。
こうやって、アナログやテープでしか持っていない音源、当時は買わなかった音源をメカノで「ついで買い」しているのだ。

あ、中野店長情報によると、DEVOが来日公演するらしい。
行こうかな、やめようかな。
(どっちなんだ)

●Big Brother – 可逆的分離態様 / 核P-MODEL

思い切りモズライトの試し弾きをしてみたかったんだろうな、と想像。
オリジナル作品では、節操を求められるので(笑)。
中野さんのおかげで無節操かつ野放図な平沢進を聴けました。

そういえば、核P-MODELのレヴューなんか書いたっけ? と気になって自分のサイトを探索したら、当時のBBSにシリーズ書き込みをしていたのを発掘した。

●PHONON2550 LIVE / 平沢進

まだ1回しか聴いてないけど、うるさいよ(笑)。
やかましいCDです。
ライヴ未経験のリスナーはびっくりするだろうなあ。

このタイ歴ライヴはシリーズ化するらしく、今秋が楽しみでありますが、本物のタイでタイ歴を感じてみたくもあります。

●J-POP / 電気グルーヴ

散発的にライヴをやったり企画モノを出したりと活動していたようだけど、これで本格的に活動再開となったのだろうか。
『VOXXX』までは某誌で担当してたのだが、今は普通のお客さんより情報を持ってません。
8年ぶりのオリジナル・アルバムになるわけね。

そんなに驚きのあるサウンドではないけれど、キックの音圧が強いのでスピーカ再生時は近所迷惑にならないよう配慮したい。
テクノとテクノポップと歌謡曲の要素が電気グルーヴらしく混じり合ってって、なるほどの「J-POP」ぶりである。
卓球としては、先鋭的なことや趣味的なことはソロでもほかのプロジェクトでもできるし、やろうと思えばなんでも自由にできるポジションにいるわけで、電気は瀧なしではありえないこと、もしくは自分にとっての「王道」を表現する場、と考えているなんじゃなかろうかと。
電気グルーヴを10年近く取材した身としては、いかに卓球が瀧LOVEで、瀧あっての電気グルーヴであるか、よ〜くわかってるだけに、そう思います。

相変わらずアート・ワークがいい。
今回はグラフィック・デザインも田中秀幸なのか。
や、ヘンな合成(変形)写真とかはわりかしどうでもよくて、ブックレットの紙の選び方とかフォントの扱い方とか、スミと特色金の使い方とか、いいなあと思って。

CCCDだった卓球ソロとかあんまし聴いてなかったけど、改めて聴いてみようかと思ったりする春です。

アバウト

WordPress(ME)をXOOPSモジュールにカスタマイズしたXPressMEの動作検証用サイトです。
書き手は、編集業・著述業を生業としていたはずが、今はよくわからないことになっている 高橋かしこ です。
テスト目的のWeblogなので、しょっちゅうデザインが変わったり、動作しなくなったり、放置されたり、予告なく廃止されたりするかもしれません。
また、moderoom.fascination.co.jpは本来、平沢進/P-MODEL関連の情報を扱うサイトですが、ここはなんでもありで、関係ないことも書きます、いや、関係ない話のほうが多くなるでしょう。
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