DesireをHTC公式2.3.3にしてみた その1 root篇

2か月ほど前、Desire (X06HT) をHTC公式ROM(ただし開発者向け)で Android 2.3.3 Gingerbread にアップデイトしてみた。

www.htcdev.com/devcenter/downloads

特に利便性の向上を求めたわけではなく、単に飽きたから(笑)。
アップデイトというよりROMの完全入れ替えになるので、以前のデータはまったく引き継がれず、きれいさっぱり工場出荷時状態。
テザリング機能の標準搭載など新機能はあるが、日本向けにカスタマイズされていないので、横画面にすると入力ダイアログがキーボードでふさがって入力がほぼ不可能になるなど(*)むしろ利便性が下がった面もある。

*SimejiやOpenWnnでは「全画面入力モード(横画面)」と設定、Atokでは「入力補助→自動全画面化(横画面)」と設定すれば解決することがわかった。そういやX06HTはiWnnだった。

media.st/blog/2011/08/desire-x06ht-gingerbread/
ここらへんにカスタム・インストールの方法が出ているが、わたしの場合はなにもいじらず普通に。
APNはデフォルトの andglobal.softbank.ne.jp のままでも定額内だったが、9月からつながらなくなったので現在は open.softbank.ne.jp に変更している。

以前はunrevokedでroot権限をとっていたのだが、当然こちらも元に戻っている。
root権限がないとなにが不便といって、Desireの唯一最大の弱点とも言える内蔵メモリの少なさを克服するためのハックができない。
また、HTC製ROMには日本語専用フォント DroidSansJapanese.ttf が内蔵されていないため、いわゆる中華フォントで代用されるわけだが、これもなんとかしたい。
フォントの入れ替えにもroot権限が必要だ。
ただ、ハードウェア・キイの効きが少し悪くなっていたし、外装交換もしたかったので、修理に出すまでは我慢と思っていた。
(アップデイトした状態でソフトバンクが保証を適用するかどうかわからないが、rootを取ったら保証外と言われている)

ところが、いざ修理に出そうと思いきや、アテにしていた店から修理期間中の代替機がなくなってしまっていた。
いろいろ当たってみたが、代替機に同機種または上位機種を出してくれる店はなく、いわゆるガラケーになってしまう。
もういいやってことで、修理は諦め、再びroot権限を取ってカスタマイズすることに。

HTC公式ROMでそのままアップデイトするとHBOOT(HTC製ブートローダ)も更新されるため、rootを取るのが難しくなるという話が前からあった。
実際のところどうなんだろと思って試しに unrevoked3 recovery reflash tool(v3.32) を使ってみる。
unrevoked.com/recovery/

waiting for system to settle.
running root....
communication with phone unexpectedly interrupted. try again.

ブートローダにパッチは当たるが、root権限アプリケイションのインストール中(なのか?)にコケているようだ。

環境のせいかとLinuxマシンからWindowsマシンに変更しても変わらず。
うーん、困った。
どうしようかなと検索をかけるとようやく Revolutionary というツールに行き当たった。
unrevokedとAlphaRevのチームが共同開発しているらしい。
FAQにあるように、Revolutionary 自体はブートローダにパッチを当てるハックで、root権限を得るアプリケイションは別途インストールする。

revolutionary.io/
unrevoked.com/rootwiki/doku.php/public/revolutionary
goo-inside.me/superuser/su-2.3.6.3-efgh-signed.zip

以下、備忘録として Linux (Fedora14) での手順。

1)

revolutionaryはダウンロード時に Beta key の生成ツールがポップアップするので、C&Pしておく。
必要事項を記入して Generate key ボタンをクリック。

Your operating system: Linux
Your device: HTC Desire
HBOOT version: 1.02.0001
Serial number: HT0*********

*設定→この携帯電話について→電話ID→デバイスのシリアル番号
*電池ホルダにも書いてある

2)

DesireをHTC Sync(USBデバッグモード)で接続し、rootになってターミナルからrevolutionaryを起動。
途中で Beta key を求められるので、上記の英数字をC&Pしてエンタ。

#./revolutionary
=============================================
| Revolutionary S-OFF & Recovery Tool 0.4pre4 |
=============================================
Brought to you by AlphaRev & unrEVOked.

Waiting for device...
Found your device: HTC Desire (bravo-1.02.0001, Android: 2.3.3, ROM version: 3.14.405.1)

This is a beta release and requires a beta release key.
Please visit: http://revolutionary.io for more information.

Enter beta key [ serial: HT0********* ]: ****************
Beta key accepted - thank you for participating!

Zerging Root... this might take a minute or so.. Root acquired!
Sending in Caroline...
Cleaning up...
Rebooting to fastboot...
When life gives you lemons, don't make lemonade. Make life take the lemons back!
Waiting for fastboot...
Rebooting to fastboot (Once moar...)
SUCCESS - Life gave us lemons, we didn't make lemonade!

Do you want to download (Internet connection required) and flash ClockworkMod Recovery? [Y/n] y

Downloading recovery for your phone (bravo)...Done.
Flashing recovery over fastboot...SUCCESS!

これで成功。
次にroot権限ツールをインストールする。

3)

Desireを外部メモリとして接続。
マウントしたSDカードのルート・ディレクトリに su-2.3.6.3-efgh-signed.zip を置く。

4)

Desireをシャットダウンし、Volume-キイを押しながら電源オン。
Revolutionaryのリカヴァリ・ツールが起動するので、SDカードからsu-2.3.6.3-efgh-signed.zipをインストールする。
recovery→install zip from sdcard→choose zip from sdcard

Revolutionary

再起動後、アプリケイションの一覧にSuperuserがあれば成功。
こんなふうにスクリーン・ショットも簡単に取れる。
ちなみに、MarketにはSuperuserの有料版(250円)があり、無料版とあまり違わないが、ドネイトのつもりで購入した。

screenshot_2

(A2SD篇に続く)

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