VMware Workstation 6.5 は浦島太郎を助けたか

VMwareWorkstation から VirtualBox への乗り換え理由として、Linux版ではカーネルのヴァージョン・アップのたびに VMware のモジュールをコンパイルせねばならず、OSやカーネルのヴァージョンによっては、コンパイルに失敗するということを書いた。 しかし、実は2008年9月23 日リリースの VMware Workstation 6.5 からは vmware-config.pl が廃止され、モジュールのコンパイルはとっくに不要になっていたのである。 VMwareWorkstation のライセンスはは5.5xまでしか持っていなかったため、6.0にアップグレード後、その試用期限が切れてからは、無料の VMwarePlayer で用を済ましていたので気づかなかったのだが、とんだ浦島太郎である。 試しに VMware Workstation 6.5.1 をインストールしてみると Fedora10 でも問題なく動作した。 RPM版のほか、.bundle という拡張子のヴァージョンがあり、こちらはWindows版のようなインストーラが起動する。 ライセンス料を払ってまた VMwareWorkstation を使ってみてもいいかな、と思ってゲストOSのWIndowsXPを起動しようとしたら、なんと仮想ハードディスクのファイルが壊れていた(苦笑)。 これは、しのごの言わずに VirtualBox への乗り換えろという天の思し召しだろうか。 そういえば、VirtualBox ではVMwareで作成した仮想ハードディスクを使用したりもできるのだが、XPが壊れていたので Windows98 で試してみたところ、確かにマウントも起動もできた。 しかしながら、VirtualBox には Windows98 用のドライバがないため、起動ディスクとして使うのは現実的ではない。 (重たくて使えたもんじゃない)

VirtualBox 2.1 はブリッジしまくり

Linux関連の話題ばかり続いて恐縮だが(って誰に?)
VirtualBox 2.1 がリリースされ、ブリッジネットワークの設定が簡単になったらしいので、アップデートしてみた。

VirtualBox 2.1
www.virtualbox.org/
www.sun.com/software/products/virtualbox/
sourceforge.jp/magazine/08/12/18/0315231

ホストは Fedora 10 だが、2.0x同様RPMパッケージは Fedora 9 用しかないのでそれを入れる。
アップデート後は、ドライバを再セットアップし、ネットワークを再起動しておく。


# rpm -Uvh VirtualBox-2.1.0_41146_fedora9-1.i386.rpm
# /etc/init.d/vboxdrv setup
# /sbin/service network restart

VirtualBoxの起動後、設定ファイルの更新は自動的に行われる。
旧設定ファイルを保存するかと親切にきいてくるので、念のため保存しておく。

で、その結果。

……ああ VirtualBox のインストールは、2週間待てばよかったのことよ。
さすれば2.0xのような余計な苦労はしないですんだというのに。

ほんとに簡単になっているのだ。
マニュアルも大幅に書き換えられていて、Linuxでは bridge-utils をインストールしろとか、そういう記述は一切ない。
というか、コマンド(CUIのプログラム)もけっこう変わっているので、2.0xのような設定はそもそもできない。
download.virtualbox.org/virtualbox/2.1.0/UserManual.pdf

The way Host Interface Networking works has been completely rewritten with VirtualBox 2.0 and 2.1, depending on the host operating system.
From the user perspective, the main difference is that complex configuration is no longer necessary on any of the supported host operating systems.

Note: Even though TAP is no longer necessary on Linux with the new Host Interface Networking of VirtualBox 2.1, you can still use TAP interfaces for certain advanced setups, since you can connect a VM to any host interface – which could also be a TAP interface.

With the new mechanism, to enable Host Interface Networking, all you need to do is to open the Settings dialog of a virtual machine, go to the “Network” page and select “Host Interface” in the drop down list for the “Attached to” field. Finally, select desired host interface from the list at the bottom of the page, which contains the physical network interfaces of your systems.

ここに書いてある通りで、ネットワーク設定のダイアログを開くと、ネットワークデバイスが自動的にリストアップされているので、ブリッジする場合は[割り当て]で[ホスト インターフェース]を選択し、使用するデバイスを選択すればよい。

VirtualBox2.1 net

わたしの環境では、上のキャプチャのように eth0 と virbr0 というデバイスがリストアップされている。
(2.0xで設定した br0 と vbox0 は削除してしまった)
virbr0 というのは、libvirt がインストールされていると自動的に作成されるブリッジデバイスらしいが、こちらを使うことも可能。

これでまた VMwareWorkstation に一歩近づいた!?

わずか3ラインのAtok

先日、Fedora 10 での Atok X3 for LInux 使用について書いた。
あれでGTK系のアプリケーションでは Atok が動くのだが、Qt系アプリや emacs など非GTKアプリでは動かないことがわかった。
たとえば kwrite はターミナルから
$ env XMODIFIERS=@im=iiimx kwrite &
とかやって起動すれば、Atok も使える。
もしくは、ターミナルから
$ XMODIFIERS=@im=iiimx
$ export XMODIFIERS

とやっておけば、ログイン中は設定が生きているが、ログアウトすれば設定は消えてしまう。
ログインごとにいちいちそれをやるのでは面倒なので、パーマネントな設定にしたい。
というわけで、上の2行をホームディレクトリ中のどこかの設定ファイルに記述しておきたいのだが、.xsession .xprofile .xinputrc .Xauthority .Xresources いずれもダメ。
いろいろ試した結果、bashを使っているのなら .bashrc に書いておけばよいことがわかった。
$ vi .bashrc
XMODIFIERS=@im=iiimx
export XMODIFIERS

emacs もこれでOKである。
emacs でAtokのステイタス表示が邪魔な場合は、.Xresources に下記1行を加えればよい。
Emacs*ximStyles: XIMPreeditPosition|XIMStatusNothing
その他、ステイタス非表示の詳しい設定方法はこちら。
support.justsystems.com/faq/1032/app/servlet/qadoc?QID=037494
実は、これに辿り着く前は、IIIMECF を使った設定を施していたので、せっかくだから書いておく。
(IIIMECF を使わなくても上記方法だけで Fedora10 環境の emacs では Atok を使えますが、備忘録として) まず、下記より IIIMECF-0.75.tar.gz をダウンロード www.meadowy.org/~kawabata/iiimecf/ IIIMECF-0.75.tar.gz を展開しすると iiimecf というディレクトリができるので、そこへ移動。
README.ja にある通りのコマンドを実行する。
$ tar zxvf IIIMECF-0.75.tar.gz
$ cd iiimecf/
$ emacs -q --no-site-file -batch -l iiimcf-comp.el

rootになって、lispディレクトリをパスの通ったディレクトリに IIIMECF という名前でコピーする。
# cp -r lisp/ /usr/share/emacs/site-lisp/IIIMECF
必要に応じて utilディレクトリの中身をmakeしてインストール。
$ cd util/ $ make # make install
.emacs に以下の設定を追加。
(setq iiimcf-server-control-hostlist (list (concat "/tmp/.iiim-" (user-login-name) "/:0.0"))) (require 'iiimcf-sc) (setq iiimcf-server-control-default-language "ja") (setq iiimcf-server-control-default-input-method "atokx3") (setq default-input-method 'iiim-server-control)
参考サイト:
www12.atwiki.jp/linux2ch/pages/128.html
www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/9940/atokx2/iiimecf.html
d.hatena.ne.jp/MIZUNO/20080304/1204616771

わずか1行のラララ

VirtualBoxのブリッジ設定の話で、Fedoraはヴァージョンによって通ってるパスに違いがあるようなことを書いたが、Fedora 10 で Atok X3 for LInux が動かない問題も実はパスが原因であった。
基本的には Fedora 9 のインストール方法と同じで、あとは /etc/X11/xinit/xinput.d/iiimf.conf のたった1行をする編集だけで、Fedora10 でも Atokは動作するのでした。
2chのみなさんありがとう。


XIM_PROGRAM=iiimx

この行をフルパスで表記


XIM_PROGRAM=/usr/bin/iiimx

謎なのは、/usr/bin/ にパスが通ってないわけじゃないこと。

rootでは

# echo $PATH
/usr/kerberos/sbin:/usr/lib/qt-3.3/bin:/usr/kerberos/bin:/usr/lib/ccache:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin:/home//bin

一般ユーザでは

$ echo $PATH
/usr/lib/qt-3.3/bin:/usr/kerberos/bin:/usr/lib/ccache:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin:/home//bin

となって、いずれも /usr/bin/ にパスは通っている。

ちなみに Atok を起動させるため /etc/rc.local に /opt/atokx3/bin/atokx3start.sh と書いていましたが、これも iiimf.conf に記述すればいいらしい。


# gnome-im-settings-daemon >/dev/null < <--デフォルトの設定をコメントアウト
/opt/atokx3/bin/atokx3start.sh >& /dev/null

関係ないが一般ユーザでは問題ないのに、root で gedit を起動すると大量のエラーを吐く。


GConf エラー: 設定サーバ (gconfd) との接続に失敗しました: いくつか発生する可能性として、ORBit の TCP/IP ネットワークを有効にしていない、あるいはお使いのシステムで古い NFS のロックがクラッシュを引き起こしたことが考えられます。これに関連する情報については http://www.gnome.org/projects/gconf/ を参照して下さい (詳細 - 1: セッションへの接続に失敗しました: Did not receive a reply. Possible causes include: the remote application did not send a reply, the message bus security policy blocked the reply, the reply timeout expired, or the network connection was broken.)

ちょっと調べてみよう。

VirtualBoxでUSBは動いたか

Fedora 8 と 10 環境での VirtualBox その2。
鬼門扱いされていたゲストOSでのUSB使用だが、意外とあっさりほぼマニュアル通りでつながった。
usbというグループを作ってユーザを追加し、fstabにファイルシステムを追加するだけ。
ただし、マニュアルにはfstabの記入例として以下のように記してあるが、Fedoraはこれではダメらしい。
(xxxはグループID)

none /proc/bus/usb usbfs devgid=xxx,devmode=664 0 0

こう書かなくてはいけないらしい。

none /sys/bus/usb/drivers usbfs devgid=xxx,devmode=664 0 0

参考サイト diaspar.jp/node/202
以下、手順。 usbグループを作ってユーザを追加。

# /usr/sbin/groupadd usb # /usr/bin/gpasswd -a <ユーザ名> usb

上記コマンドでは、グループのIDは自動的につけられるので確認。

$ id < ユーザ名> uid=500(< ユーザ名>) gid=500(< ユーザ名>) 所属グループ=500(< ユーザ名>),512(vboxusers),513(usb)

この例では513番だということになっているので、/etc/fstab を編集して下記1行を追加。

none /sys/bus/usb/drivers usbfs devgid=513,devmode=664 0 0
これで設定はおしまいで、ホストを再起動。 実際にUSB器機を使用するには、[設定]-[USB]-[デバイスからフィルタを追加する] を選択すると、自動的に現在接続中のUSB器機がリストアップされるので、使用したいデバイスを選択する。

 USB

ちなみに上記はHDDカメラをつないだところで、Linuxホスト上で「不明なデバイス」となっていても、ゲストOSであるWindowsXPではちゃんと認識された。
なお、うっかりUSBマウスやキーボードをフィルタに追加するとホストOSに戻ってこなくなる。
USBマウスやキーボードはUSBの設定をしなくても、フツーに使えます。

VirtualBoxはブリッジしたか

毎度律儀にアップグレード料金を払いながらかれこれ10年近く VMware Workstation を使ってきたが(調べてみたら99年にライセンス・キイを購入した記録があった)Linux版はカーネルのヴァージョン・アップをすると、モジュールのコンパイルでコケたりするので、その対策が面倒なのである。
これまでもany-anyさんのおかげでなんとかなってきたようなものだが、自分の力量ではFedora10じゃいかんともしがたく動かない。
Fedora8でもVMwareWorkstation6.xは動くが、5.5xは動かなくなってしまった。
わたしがライセンスを持っているのはWorkstation5.5で、6.xへのアップグレードは様子見していたのだが、これを機会に VirtualBox を試してみることにした。



2008年9月23 日リリースの VMware Workstation 6.5 からはvmware-config.plが廃止され、モジュールのコンパイルは不要となりました。
(2008/12/20追記)


VirtualBox はドイツの InnoTek社が開発したオープンソースの仮想化ソフトで、現在はInnoTek社を買い取ったサン・マイクロシステムズが個人用途には無償で配布している。
これまではVMwareに劣る点として、仮想マシン(ゲストOS)でのブリッジによるネットワーク接続やUSB機器の使用の設定がめんどくさいということが挙げられてきたが、2.0になって格段に使い勝手がよくなったと評判である。
….ほんとか!?
というわけで、Fedora8とFedora10で試してみた。

●Fedora8 篇

まずはこちらからFedora8用のRPM版をダウンロードしてインストール。
www.virtualbox.org/wiki/Linux_Downloads

今回はゲストOSとし てWindowsXP Professional をインストールしておいた。
ゲストのインストール後は、VirtualBox の [デバイス]メニューから [Guest Additions のインストール] を選択。
仮想CDがマウントされるので、ゲストOSであるXPのCD/DVD-ROMドライヴにアクセスし、Guest Additions をインストール。
VMwareにおける VMware Tools と同じで、グラフィック・ドライバやキーボード/マウスの自動キャプチャが有効になる。
体感速度や使い勝手も VMware とあまり変わらない。
いくぶん軽快になったような気さえする。
気がするだけかもしれないが。


VirtualBox2.1で以下の設定は不要になりました。
(2008/12/19追記)


さて、ブリッジの設定だが、まずはマニュアル通りに。
download.virtualbox.org/virtualbox/2.0.6/UserManual.pdf

bridge-utils をyumでインストール。
以下、rootになって作業。


# yum install bridge-utils

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0 というファイルを(なければ作って)編集。
以下を書き込む。


DEVICE=br0
TYPE=Bridge
BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=yes

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 というファイルを(なければ作って)編集。
すでにある設定情報の最後に以下を書き足す。


BRIDGE=br0

ネットワークを再起動する。


# /sbin/service network restart

VirtualBox の コマンドユーティリティを使ってインタフェイスを追加する。


# VBoxAddIF vbox0 < ユーザ名> br0

ここでエラー。


/usr/bin/VBoxAddIF: line 220: ifconfig: command not found
Failed to add the interface "vbox0" to the bridge "br0".

Fedora8はデフォルトでは /sbin にパスが通ってないのでコマンド ifconfig が見つかりません、とのこと。
パスを通す。


# export PATH=$PATH:/sbin

それでもエラー。
そうか、su で root になっても一般ユーザ用のパス設定が引き継がれてしまうわけか。
– オプションでrootの初期設定を読み込ませる。


$ su -

再びコマンド VBoxAddIF で設定。
こんどはうまくいく。
次は仮想マシンのネットワーク・デバイスの設定をする。
GUIの設定画面からでもできるのだが、マニュアル通りにコマンドラインから。


# VBoxManage modifyvm "< 仮想マシン名>" -hostifdev1 vbox0

しかし


Could not find a registered machine named '< 仮想マシン名>'

というエラーが出る。
おまけに、VirtualBox を起動しようとすると


VirtualBox COMオブジェクトの作成に失敗しました。

というエラーが出るので以下で対処。


# rm -r --f /tmp/.vbox-< ユーザ名>-ipc/

VBoxManage は root でなく一般ユーザでいいらしい。
しかし結局、CUIではうまくいかないのでGUIから操作する。

bridge

[設定]-[ネットワーク]-[アダプタ1]
[ネットワークアダプタを有効にする] チェック
[アダプタ タイプ] PCnet-FAST III (Am79C973) *デフォルト
[割り当て] ホスト インターフェース
[接続] チェック
[インターフェース名] vbox0

さて、これでもうまくいかない。
ホストOS側のファイアウォールの設定で仮想ネットワークカーネルドライバ(トンネリングデバイス)のTUN/TAPを許可しなくてはいけないらしい。

firewall

Gnomeの [システム]-[管理]-[ファイアウォールの設定]-[信頼したインターフェース] で tun にチェックを入れて適用する。

これでようやくブリッジ・ネットワークが有効になり、ゲストOSの WindowsXP もSamba経由でホストOSのFedora8とファイル共有できるようになった。

●Fedora10 篇

設定の流れはFedora8と同じ。
Fedora10ではFedora8のようなパスの問題はなく、CUIから VBoxManage によるデバイス設定も問題ない。

だが、ファイアウォールの設定をしても tun にパーミッションがないと叱られる。
ユーザグループを作るほうが正統なのだろうが、パーミッションを変更しておく。
再起動しても問題ないようだ。


# chmod 0666 /dev/net/tun

しかし、いったんはブリッジ・ネットワークに成功したものの、再起動するとつながらない。
あれこれいじくっていて、ゲストがネットにつながったと思ったら、こんどはホストがつながらなくなったりする。
Fedora10では「ネットワーク環境が大幅に改善」したらしいが、どうもそのせいらしい。
まずは NetworkManager を切ってみる。
…あまり関係ないようだ。
数時間格闘してわかったことは、ネットワーク・デバイスの起動順序に問題があるようだということ。
network を再起動すればうまくいく。
VirtualBox とは関係ないが、実は nmb の起動もコケていて Samba が機能してないことがわかる。
抜本的解決ではなく、場当たり的で非常にみっともないが、以下のコマンドを /etc/rc.local に書き込んでおく。


#network再起動
/sbin/service network restart
VBoxAddIF vbox0 < ユーザ名> br0

#nmb再起動
/sbin/service nmb restart

これでなんとか Fedora10 の VirtualBox でもブリッジが機能するようになったが、不細工なのでもっとスマートな解決方法を探りたい。
ファイアウォールとデバイスの起動順の問題でけっこうはまって時間がかかってしまい、これを読むと、なんだかしちめんどくさい印象を受けるかもしれないが、方法さえわかれば実は簡単である。
次はUSBか。

参考サイト
diaspar.jp/node/202
hp.vector.co.jp/authors/VA022911/tec/suse/virtualbox.htm

superlinux.blog50.fc2.com/blog-entry-19.html

ZERO3はダイアルアップしたか

Fedora8でウィルコムのW-SIMを使った接続をしようとしてどうもうまくいかない。
Advanced/W-ZERO3[es] やDD (WS002IN) を使った方法は検索すればぞろぞろ出てくる。

techno-st.net/2008/05/30/fedora-9-wzero3.html
blogs.dion.ne.jp/terasan/archives/2642269.html
niw.at/articles/2007/06/26/ws002in_ubuntu/ja
yuki-lab.jp/linux/eeepc.html#dd

ディストリビューションや環境によっては、モデムとして認識させるのにあれこれやらなかったりするようだが、幸い自分の環境では

/sbin/lsmod
/sbin/lsusb
/bin/dmesg

いずれのコマンドでも幸いちゃんとW-ZERO3もDDも認識されていることがわかる。
ログを見るとどうもダイアルアップの途中でコケているようだ。
初期化コマンドがダメなのかとか、いろいろ試したがだめ。
さんざん格闘して数時間。
結局、もっとマヌケな理由であることがわかった。

Gnomeの「ネットーワーク設定」の「モデム接続」には「接頭番号」「市外局番」「電話番号」とあるのだが、この「接頭番号」に数字を入れちゃダメだったのだ。
「接頭番号」は空欄にして「市外局番 0570」「電話番号 570-710##64」と入れたらうまくいった。
な〜んだ、である。

なお、GNOME PPP の利用を推奨する記述がよく見受けられるが、Fedora8の場合は、どうもかえってうまくいかないようだが、これは自分のせいかもしれない。
あ、そういえば内蔵モデムで接続したことって、1度もないな。
こんど試してみよう。

Fedora10 Preview Release は雪辱を果たしたか

Fedora10 Preview 版 が11/4にリリースされたので、インストールしてみた。

ここ数年は最新版を追っかけることもなくなっていたし、11/25の正式リリースを待ってもよかったのだが、Fedora9があまりにダメだったので、次期ヴァージョンが気になっていたのだ。
これがダメだったら、もうUbuntuに乗り換えちゃおうかな、くらいの気持ち。
あと、そろそろ64bit版に切り替えてみようかという気もあったので試してみたかったというのもある。

さて、ちょっと空き時間ができたのでインストール…くらいの軽い考えでいたのだが、そううまくいかないのが世の常。
インストールDVDをぜんぜん認識しやがらない。
DVDから起動はできるのだが、インストーラが「ディスクがないよ〜」とか言う。
Fedora6か7の時はインストーラにバグがあったので、そのせいかと思っていろいろ試してみたが、結局、丸一日費やしてわかったことは、己のDVDドライヴが壊れていた…ということである。
これ、ぜんぜんFedoraのせいじゃありません。
翌日、3000円の格安マルチドライヴを入手して再度挑戦。
VMでもよかったのだが、やっぱ実機じゃないとわからんことも多いのでね。

んー、いい感じにまとまっているのではなかろうか。
ひととおり使ってみて大きな不具合はなし。
はしばしに細かい気遣いが感じられる。
たとえば、わたしはFedora9をインストールした際のパーティションがそのまま残っていたので、Linuxユーザがよくやるように、/homeディレクトリ用パーティションは残したまま、/(ルート)ディレクトリ用パーティションその他をフォーマットして新規にインストールしたのだが、F9と同じユーザを作成すると、前回使用したホーム・ディレクトリを再利用するかどうかをシステム側が尋ねてきたりする。
これはF10特有の機能ではないのかもしれないが、いつも古いホーム・ディレクトリを再使用する場合にパーミッションの設定などが手間だったりするので、こうした配慮は嬉しい。

Fedora9で問題になった日本語環境も、SCIM+Anthyが問題なく動作していて、こうやって文章を書ける。
フォント回りはデフォルトでもまあよいが、いつも使ってるフォントはいくつかインストールした。
(Fontmatrixってフォント管理が非常に簡単になるなあ)

ただ、残念なのは、Atok X3 for Linux が通常のFedora9までの方法では動かないこと。
なにか解決策はあるのだろうが、今のところ見つかっていない。
cannaの時代に比べればAnthyはかなりいいとはいえ、やはり仕事で使うにはキツい。
慣れの問題もあるだろうと、こうして使ってみてはいるのだが、妙な変換が多い。

ネットワーク設定(特にワイヤレス)周りが大幅に改善されたらしいが、インストールしたマシンは有線LANのみのデスクトップなのでその恩恵は被っていない。
SELinux の存在感が増して、なにをやるにもしゃしゃり出てくる。
慣れれば有用なセキュリティ・ツールなのだろうが、不勉強だし、テスト環境だし、とりあえず邪魔なので、ま、いいやと無効に。

インストールした直後はGTKだったかGnomeだったかでエラーを吐きまくっていたが、アップデートを繰り返しているうち安定したようだ。
Gnomeのサウンド設定が反映されなかったり、イベント音にノイズが乗ったりするので、alsaのせいかと思ったが、Audaciousはalsaを出力プラグインにしていても問題はない。
alsaのオーディオバックエンド phonon に問題があるのか、KsCDの再生でもノイズが出る。
しかもく、データベース検索に失敗するのは、謎。
FirefoxのサウンドプラグインもXineではノイズがひどいのでMplayerに替えてみた。
使っている HDA Intel CMI9880 (C-Media)は 以前のヴァージョンでもノイズが乗りまくっていたことがあったけど、あとで改善されたので、期待。

MP3やDVDなどパテントに問題のあるライブラリなどは、すべて除外されたが、非公式リポジトリを使えば問題なし。
しかも、以前は競合が問題になった Freshrpms Livna Dribble が統合されて、RPM Fusion というのが発足したので、便利になった。

journal.mycom.co.jp/news/2008/11/04/011/index.html

Firefoxが使ってるうちにどんどん重たくなってくるのは、FedoraとFirefoxどっちの問題か。
メモリは余っているのだが、CPUの占有率が高い。

VMwareがany-anyを使ってもコンパイルできないが、これはいつもの問題だ。
有料版のWorkstationを長年使っているが、もうヴァージョン・アップはやめて、VirtualBoxに乗り換えようかな。

もろ「雑感」というより「メモ」のような原稿になってしまったが、とりあえず正式版のリリースに期待。
Atokが使えるようになれば、F8から移行してもいいかなと思う。

PhotoRecでリヴァイヴァルしたか

PhotoRecというLinux用のファイル復元ツールは非常に有用だった。

www.cgsecurity.org/wiki/PhotoRec
www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/987photorec.html

消してしまったMPEGファイルを復元するために使ったのだが、イッツ・ア・マジック!! イッツ・ア・ミラクル!!
まさかこんなにうまくいくとは!!
ただ、パーティション内の過去に消去した全MPEGファイルがなぜか60GBもの1ファイルになって復元されてしまい、これは困った(笑)。
Avidemuxでも読み込めないため、これじゃあ意味なしかと思ったが、MPEGファイルの自動分割設定、自動インデクス設定をしたらばうまくいったのでした。

ヒラサワはキャパに並んだか

SP-2

11月1日。
そろそろ平沢進の単行本『SP-2』が書店に並んだころだろうと、事務所近くの紀伊國屋書店渋谷店まで行ってみた。

まず、新刊コーナーを探してみる。
ない。
タレント本コーナーを探してみる。
ない。
タレントの写真集コーナーを探してみる。
ない。
サブカルチャーのコーナーを探してみる。
ない。
文学・エッセイのコーナーを探してみる。
ない。

うーむ。
店員にきいてみることにする。
店員はPCで検索したのち、この本でよいかと画面を確認させてくれる。
では、ちょっとお待ちをと、若い男性店員はすでにわたしが見て回った書棚を探しに行く。
もちろんない。

男性店員は先輩と思われる女性店員に相談する。
こんどはふた手に別れて探しに行く。
すみませんね、ほんとは客じゃないんです、担当編集なんです、すみません。
と心でつぶやきつつ、レジ前に佇んで店員の動向をうかがう。
なかなか発見されない。
店員はアート本や芸術系写真集のコーナーを眺め回している。
そうか、そういうコーナーもあったなと思って遠目に見ていると、覚えのある背表紙が書棚の上にほうに棚差しになっているではないか。
店員の目は素通りしてしまったようなので、書棚へ進み、自分の手で取る。
「これです、これ」

隣はロバート・キャパの写真集である。
名誉ではある。
しかし、営業的なことを考えるはなはだ困ったことである。
広い書店の奥まったところにある芸術系写真集のコーナーの上のほうに棚差しでは、客の目に留まる機会は非常に少ない。
せめて平台に置いてもらいたい。
理想を言えば、ロバート・キャパの隣ではなく、話題の新刊コーナーでファン・ジニ写真集であるとかB’z20周年記念本であるとか、そうした大型本と一緒に並べていただきたいのである。

書店への営業対策を考えつつ、手に取った本を申し訳なさげに書棚へ戻して紀伊國屋を後にしたのだった。
手間をかけさせてしまった店員さん、ごめんなさい。

さて、困ったのはリアル店舗だけではない。
ネット書店でも困ったことはいろいろある。

まず、最大手のAmazonであるが、配本日である10/29に”SP-2″で検索したところ、出てこない。
“SP-2 タイ””SP-2 ニューハーフ”などで検索してもヒットせず、ようやく”SP-2 平沢”で出てきた。

www.amazon.co.jp/gp/product/4309908063/ref=cm_cmu_pg__header

11/3現在ではAmazonでも”SP-2″だけでヒットするようになったが、この時点では”SP-2―タイのニューハーフ?いいえ「第2の女性」です”と、ページに掲載されたタイトルをC&Pして検索してもヒットしなかったのである。
10/29時点では『SP波動法株式攻略読本 (相場読本シリーズ2) 』とか『剣客商売 (2) (SPコミックス―時代劇シリーズ)』とか、どこがSP-2なんだか遠いにもほどがあるようなものばかりヒットしていた。
Amazonの検索システムの詳細は知らないが、きっとGoogleなどと同様に、単純な全文検索結果ではなく、実際にリンクをクリックした結果が検索結果の順位に反映されたりするシステムなのろう。

紀伊國屋やセブンアンドワイなどでは、早い時期から”SP-2″でちゃんとヒットしていたし、読者にとってはそっちのほうがありがたいのではないかと思う。
bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=SP-2
www.7andy.jp/books/detail/-/accd/32154489
www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000032154489&Action_id=121&Sza_id=B0

ちなみに、ビーケーワンは”SP-2″ではヒットせず”エスピーツー”でなくてはならないようだ。
www.bk1.jp/product/03049458

八重洲ブックセンターでは”エスピー ツー”とキーワードを分けなければヒットしなかった。
yaesu-book.jp/netshop/index.cgi?ses_id=&allkey=%2Bauthor%3A%CA%BF%C2%F4%BF%CA&key=&top=0&cd=51&btob_flg=$bto_flg$&predsp_id=41&dsp_id=42&nextdsp_id=41&popdsp_id=&bid=2230174

面白いのは三省堂で、各店のどのコーナーに置いているのかまで、検索結果で表示される。
やっぱり、写真、美術書、アートにくくられるのか。
www.books-sanseido.co.jp/reserve/zaikoDetail.do?pageNo=1&action=%8D%DD%8C%C9&isbn=4309908063

また、Amazonは一般書店と異なる流通システムをとっているせいか、11/3現在、本の内容紹介が掲載されていない。
本来は取次経由で注文票や本の内容紹介は各書店へ伝播しているはずなのである。
表紙写真もAmazonでは11/2か11/3にようやく掲載されたが、それ以前はなかったので、しょうがなくユーザ投稿の形で掲載した。
そういえば、一部のネット書店では、サブタイトルが途中で切れてしまう現象があって、登録システムのせいだとは思うが、謎である。

www.jbook.co.jp/p/p.aspx/3667577/s/~6b19cf0ce
books.yahoo.co.jp/book_detail/32154489
(と思ったら、とりあえずYahoo!ブックスは修正されているようだ)

表紙写真といえば、どうもよくわからないのが、ネット書店によって掲載写真が違っている点である。
本来は、出版社側から配布されている写真、この本で言えば上に掲載したのと同じ写真がネット書店でも掲載されているはずなのであるが、上記リンクを見てもらえればわかる通り、まちまちなのである。
たぶんオフィシャルな写真がちゃんと届いていなかったために書店もしくは流通が独自に撮影(スキャン)したと思われるが、みなさん手間をかけさせて済みません。

ec2.images-amazon.com/images/I/41puqtKuq5L._SS500_.jpg
img.7andy.jp/bks/images/b9/32154489.JPG
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(紀伊國屋なんかはシュリンクの上からスキャンしたようだ)

でも、そういえば『改訂復刻版 音楽産業廃棄物』でも、Amazonなど表紙写真はオフィシャルのもではなかったなあ。
どういう原因なのか、こんどはちゃんと調べてみることにしよう。

こうしたことは、もちろん書店側に一方的な非があるわけでない。
今回は発行元と発売元が異なるので、連携の問題もあるかもしれないし、営業的な問題かもしれない。
制作担当である、わたしの責任もあるかもしれない。
今からできる対策はしておき、今後の反省材料としたい。

と、いつになく真面目に締めてみる。

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