Fedora10 Preview Release は雪辱を果たしたか

Fedora10 Preview 版 が11/4にリリースされたので、インストールしてみた。

ここ数年は最新版を追っかけることもなくなっていたし、11/25の正式リリースを待ってもよかったのだが、Fedora9があまりにダメだったので、次期ヴァージョンが気になっていたのだ。
これがダメだったら、もうUbuntuに乗り換えちゃおうかな、くらいの気持ち。
あと、そろそろ64bit版に切り替えてみようかという気もあったので試してみたかったというのもある。

さて、ちょっと空き時間ができたのでインストール…くらいの軽い考えでいたのだが、そううまくいかないのが世の常。
インストールDVDをぜんぜん認識しやがらない。
DVDから起動はできるのだが、インストーラが「ディスクがないよ〜」とか言う。
Fedora6か7の時はインストーラにバグがあったので、そのせいかと思っていろいろ試してみたが、結局、丸一日費やしてわかったことは、己のDVDドライヴが壊れていた…ということである。
これ、ぜんぜんFedoraのせいじゃありません。
翌日、3000円の格安マルチドライヴを入手して再度挑戦。
VMでもよかったのだが、やっぱ実機じゃないとわからんことも多いのでね。

んー、いい感じにまとまっているのではなかろうか。
ひととおり使ってみて大きな不具合はなし。
はしばしに細かい気遣いが感じられる。
たとえば、わたしはFedora9をインストールした際のパーティションがそのまま残っていたので、Linuxユーザがよくやるように、/homeディレクトリ用パーティションは残したまま、/(ルート)ディレクトリ用パーティションその他をフォーマットして新規にインストールしたのだが、F9と同じユーザを作成すると、前回使用したホーム・ディレクトリを再利用するかどうかをシステム側が尋ねてきたりする。
これはF10特有の機能ではないのかもしれないが、いつも古いホーム・ディレクトリを再使用する場合にパーミッションの設定などが手間だったりするので、こうした配慮は嬉しい。

Fedora9で問題になった日本語環境も、SCIM+Anthyが問題なく動作していて、こうやって文章を書ける。
フォント回りはデフォルトでもまあよいが、いつも使ってるフォントはいくつかインストールした。
(Fontmatrixってフォント管理が非常に簡単になるなあ)

ただ、残念なのは、Atok X3 for Linux が通常のFedora9までの方法では動かないこと。
なにか解決策はあるのだろうが、今のところ見つかっていない。
cannaの時代に比べればAnthyはかなりいいとはいえ、やはり仕事で使うにはキツい。
慣れの問題もあるだろうと、こうして使ってみてはいるのだが、妙な変換が多い。

ネットワーク設定(特にワイヤレス)周りが大幅に改善されたらしいが、インストールしたマシンは有線LANのみのデスクトップなのでその恩恵は被っていない。
SELinux の存在感が増して、なにをやるにもしゃしゃり出てくる。
慣れれば有用なセキュリティ・ツールなのだろうが、不勉強だし、テスト環境だし、とりあえず邪魔なので、ま、いいやと無効に。

インストールした直後はGTKだったかGnomeだったかでエラーを吐きまくっていたが、アップデートを繰り返しているうち安定したようだ。
Gnomeのサウンド設定が反映されなかったり、イベント音にノイズが乗ったりするので、alsaのせいかと思ったが、Audaciousはalsaを出力プラグインにしていても問題はない。
alsaのオーディオバックエンド phonon に問題があるのか、KsCDの再生でもノイズが出る。
しかもく、データベース検索に失敗するのは、謎。
FirefoxのサウンドプラグインもXineではノイズがひどいのでMplayerに替えてみた。
使っている HDA Intel CMI9880 (C-Media)は 以前のヴァージョンでもノイズが乗りまくっていたことがあったけど、あとで改善されたので、期待。

MP3やDVDなどパテントに問題のあるライブラリなどは、すべて除外されたが、非公式リポジトリを使えば問題なし。
しかも、以前は競合が問題になった Freshrpms Livna Dribble が統合されて、RPM Fusion というのが発足したので、便利になった。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/11/04/011/index.html

Firefoxが使ってるうちにどんどん重たくなってくるのは、FedoraとFirefoxどっちの問題か。
メモリは余っているのだが、CPUの占有率が高い。

VMwareがany-anyを使ってもコンパイルできないが、これはいつもの問題だ。
有料版のWorkstationを長年使っているが、もうヴァージョン・アップはやめて、VirtualBoxに乗り換えようかな。

もろ「雑感」というより「メモ」のような原稿になってしまったが、とりあえず正式版のリリースに期待。
Atokが使えるようになれば、F8から移行してもいいかなと思う。

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