Cross ひかりのうまワンマン 2020/09/26

夢で書いたCross(Crazy Riders On the Standard System)ライヴ・レヴューを思い出してみる。

そもそもシンセサイザーと生ドラムのデュオというのが珍しい。
テクノ・ポップ系のデュオというとSuicideが有名だが、あちらは打ち込みである。なぜに生ドラム? しかも、ドラマー専門ではない秋山勝彦が?
やはりこれは生ドラムの肉体性を秋山勝彦が望んだというのが大きいだろう。ギターやキイボードというメロディ楽器よりも、衝動の発露としては当然のことドラムのほうが直截的である。
高橋芳和は、秋山勝彦の衝動をサポートすることに徹している。秋山勝彦の叫びを最大限魅力的に見えるようなシンセサイザーによるバックアップ。ドラムの躍動感をよりダイナミックに見せるための音色。そして秋山勝彦に共鳴するようにして時に高橋芳和も叫ぶ。
もちろん秋山勝彦のドラムは上手いわけでなく、リズム・キープすら危うくなることがあるけども、そのビートは「奏でる」ことを目的にしているようにも聴こえる。
衝動の発露であるはずのドラムが実は、歌っているのだ。
そういうアンビバレンツが、Crossのライヴの魅力に思える。

Cross ワンマンライブ
出演: 秋山勝彦(Dr,Vo,Syn) 高橋芳一 (Syn,Vo)

9/26(土)大久保・ひかりのうま
19:00配信開始

残念ながらアーカイヴは本日23:59まで。

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