Fedora 11 PR は動いたか (II) インストール篇

所有するハードのことを事細かに書くのはあまり好きではないのだが、これも日ごろお世話になっているLinuxコミュニティへのささやかな貢献だと思ってインストール環境を記しておく。

ASUS M4A79T Deluxe (790FX+SB750)
AMD Phenom II X4 955 3.2GHz (Socket AM3)
SILICON POWER DDR3 1333 (PC3-10600 ) 2GB x2

あと5年は使うつもりで、一応最新のものにしてみた。
メモリは安もんだが…って、ほっとけ。

マザーボードも久々に選んだわけだが、今はチップセットとか、表だってスペックに出る基本性能以外の部分もすごく気を遣っているいるのね。
たとえば「日本製アルミ固体タイプコンデンサを使用」とか、冷却機構がどうとか、耐過電圧とか、信頼性を強調するようになっている。
ほんとはオーバー・クロックとかマルチ・グラフィック・カード対応とかはぜんぜん興味がないのに関わらず、このボードを選んだのも、なんか基本設計がちゃんしてそうな気がしたからである。
5年は使うつもりだし(笑)。
あと、オンボードのグラフィックが「ない」のも隠れたポイント。

買う前は気にも留めていなかったのだけど、フロント・パネルのスウィッチ類やLED類のケーブルを接続する際のガイドとなるアダプタ(Q-Connector)だとか、バリなしのフラットなバック・パネル(Q-Shield)だとかは、実際に使ってみるとけっこう便利。
そういう附加機能もウリになっているようだ。
BIOSの更新がBIOSから行えたり、BIOSの更新に失敗した時に書き戻せるようBIOSがツインになっていたり、マザーボード上にセットアップ時のための電源スウィッチがついていたり。
今は当たり前の機能なのだろうが、いやいや至れり尽くせりだ。
USBメモリを使ったBIOS更新なんて、どうせルート・ディレクトリしか認識しないのだろうと思ったら、ちゃんと下の階層まで下りていけるのには驚いた。
…驚くところじゃない?
クイック起動のオンボードLinux”Express Gate”は、Windowsがないとインストールできないらしいので、今のところパス。

ASUS M4A79T Deluxe

www.asus.co.jp/products.aspx?l1=3&l2=181&l3=896&l4=0&model=2818&modelmenu=1
www.unitycorp.co.jp/asus/motherboard/amd/socket_am3/m4a79t_dx/
www.mvkc.jp/product/asus/motherboard/socketam3/m4a79t_deluxe.php

さて、肝心のFedoraの動作だが、特に書くことがないくらい、あっさり動作した。
まずは試しに Fedora 11 Preview Release (x86_64) のLiveCDで起動したところ、普通に起動。
ざっとFedora11PRのデスクトップを見て回る。
次に、ものは試しと、これまでPentium4環境で使っていたFedora10(32bit)の入ったハードディスク(SATA)をつないでみたところ、なんの問題もなく起動。
いやあ、Linuxも進歩したもんだ、なんだ、OSを入れ替える必要がないんじゃないかと思う。
ま、つまらないので、結局はOSも入れ替えたけど(笑)。

いよいよ、Fedora11PR(x86_64)のインストールDVD版の新規インストールであるが、これまたつまらないくらい、あっさりと、なにも躓くことなくインストール完了。
考えてみれば、最新のマザーボードとはいえ、チップセットは初物ではないし、オンボードのLANもサウンドもRealtekのチップで、メジャーどころであるから、そう問題はなかったはずだ。

fedoraproject.org/ja/get-prerelease

ちゅーわけで、次はおなじみAtok格闘篇。

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