Fedora 16 うーむのーむ

Fedora15 から Gnome3 が採用になってデスクトップ環境が大きく変化した。
リリース時にサブ・マシン(ラップトップ)へインストールしてみたのだが、なかなか慣れそうにないし、ヴィデオ・チップが古いせいか、動作(表示)が不安定だったりする。ネットを徘徊しても環境依存ではないバグも多いようだった。
また、Gnome3環境(のGTK+3アプリケイション)では Atok X3 for Linux を使えないという話で、ユーザによるパッチが配布されてたが、めんどくさそうで二の足を踏んでいた。
けれど、Fedora14 のメインテナンス終了が近づいてきたし、Fedora16になってGnome3も安定してきたようなので、ようやく重い腰を上げてみた。

Fedora16 がインストールされたサブ・マシンに Atok X3 for Linux をインストールしてみる。インストール方法は Gnome2 時代と同じ。
moderoom.fascination.co.jp/modules/DayScanner/archives/235

話にきいていた通り、ChromeやFirefox, LibreOfficeなど非GTKなアプリケイションでは動作するが、たしかに gnome-terminal や gedit などのGTKアプリケイションでAtokは動作しない、ように見えた。
ところが、アプリケイションのウィンドウは上で右クリックすると「入力メソッド」というメニューが出るので、サブ・メニューから「xの入力メソッド」を選択すれば、Atokが使えるようになることがわかった。

Fedora 15

Fedora16からの機能なのかもしれないが、そのへんはよくわからない。毎回いちいち設定するのは面倒だが、とのかくこれでなんとかなりそうだ。
というわけでサブ・マシンでAtokの動作が確認できたので、メイン・マシンも Fedora 16 へアップ・グレイドしてみることにした。
アップ・グレイドは大きな問題はなく終了。
しかし、Gnome3が正常起動せず、フォールバック・モードになる。どうもグラフィック・ボードのドライヴァが対応してないようだ。
うーむ。
Atokのインストールには SCIM をアンインストールしなくてはならなかったが、大きな問題はなく終了。
非GTKアプリケイションからは問題なく使える。
しかし、GTKアプリケイションでは上記の「入力メソッド」に「xの入力メソッド」がない。
うーむ。
いろいろインストールしたりアンインストールしたりしたがダメ。
Fedora16をいわゆるクリーン・インストールしたサブ・マシンのほうでうまくいってるというのに。
どうしようかな。
うーむ、のーむ。

コメントを残す