デンシコン2高円寺メモ

2011.11.12 デンシコンツアー2 at 高円寺HIGH に関するメモ

1: デンシコンツアーとは三浦俊一が主宰するビートサーファーズのレーベル「電子音楽部」所属ミュージシャンによるコンサート・ツアー(東名阪)のことである。
出演 = 中野テルヲ / soyuz project / COSMO-SHIKI feat. miurashunichi

2: 清水良行のソロ・プロジェクトCOSMO-SHIKI(コスモ式)は、三浦俊一がギターでサポート。バンド・マスターではないし、いいあんばいにリラックス。

3: カヴァが1曲あったのだけど「あの曲なんだっけ、あの曲」と曲名を丸1日思い出せなかった。記録されていることは記憶しない主義なのだ。

4: 福間創のソユーズ・プロジェクトには「iPad VJ」として、デスクトップワークス代表の田口真行が参加。自社開発したVJアプリケイション(もうじきiTunes Storeで正式リリース)を使って、ステージ上でリアルタイムに映像処理する。

5: ビールを飲みながらプレイしていた福間さんよりも、アルコールが入っていないと思われる田口さんのほうがノリノリで踊りまくってVJしていたのが印象的。客席でiPadを回してオーディエンスがVJ参加する簡易インタラクティヴ・ライヴ的演出も楽しい。

6: オブジェクトをドロップしたりピンチ・イン&アウトしたりという簡単な操作でVJできるツールはほんとのインタラクティヴ・ライヴでも使えるかも。カメラのリアルタイム映像とミックスもできるし。

7: 中野テルヲはツアー用の必要最低限で組んだコンパクトなセットで登場。映像もなくいたってシンプルなステージは、さびしくはなく、むしろカッコいい。ただし衣装はドレス・アップ(笑)。

8: 独特の「寡黙(ストイック)なライヴ」で知られる中野テルヲだが、スカイセンサー(3バンド・ラジオ)を振り回したり、前に出てハンド・マイクで歌うといったサーヴィス(新境地?)もあり。

9: ダブ好きの中野テルヲはダブをフィーチュアした「My Demolition Work」シリーズというシングルを3枚リリース。京都市立芸術大学の学園祭では狂言と競演したらしいし、12月18日にはケラ&シンセサイザーズと新宿ロフトでライヴをやる。2年前まで5年ほど活動休止していたとは思えない。

10: このメンバーでのライヴなら客席は寿司詰めになるかと思いきや、少し余裕があって、当日券も出たもよう。去年から本年にかけて元P-MODEL界隈のライヴで見られた異様な熱狂は落ち着いてきたようだ。

11: 2012年2月11日(日)には高円寺HIGHでソユーズ・プロジェクトの1マン・ライヴがある。そこでまた新たな局面が見えてくるかもしれない。

2011年11月12日の月

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